特別活動 希望の会

文科省 教科調査官と実践・研究者のネットワーク

     

第4回「希望の会 in 世田谷」ミーティング案内

<このミーティングは終了いたしました。詳しくは レポート をご覧ください>

連休も終わり、学校では充実の1学期に向けて取り組んでいるところだと思います。皆様、いかがお過ごしでしょうか。

第4回「希望の会」ミーティングを下記の要領で開きます。今回は「希望の会」初のさいたま市ではなく、東京都世田谷区で行われます。ようやく「希望の会」は第一歩を踏み出しました。交通の便がよい場所を用意していただきました。

希望の会のメーリングリストを読んでいると「特別活動に真剣に取り組んでいる方々や研究会が本当に多いんだな」と思います。そんな所ばかりだけではないのかもしれませんが、更なる特別活動の発展のために調査官は全国を回っています。横浜の樋代さんから教えていただいたような「新しもの好き」の調査官情報も皆で共有できればよいですね (何がよいのだかよく分かりませんが!?)

今回は、ミーティングのシンポジストを次の方にやっていただくことになりました。

  • 松永 昌幸 (鎌倉女子大学)
  • 稲垣 孝章 (東松山市教育センター)
  • 赤坂 真二 (新潟市立曽野木小学校)

三人とも皆さんよくご存知の方だと思います。松永氏は横浜のみならず、全国的な指導者としてご活躍です。私も「学級活動ネットワーク」の研究会で大変勉強させていただきました。稲垣氏は子どもの思いを徹底的に大切にする熱き心を持つ指導者です。前回の学習指導要領改訂等にも関わられました。赤坂氏はアドラー心理学等を現場で生かし、学級づくりに新たな理論と方法を提案するこちらも熱き心を持つ実践家です。

「人間力」の中の、「人間関係を形成する力」の育成に視点を絞って行う今回のミーティング。面白くなりそうです。まだ、申し込んでいない方は早めにお申し込みを!!

日時

2007年6月9日 (土)

  • 13:00~13:15 開会行事
  • 13:15~14:30 シンポジウム
  • 14:30~14:45 休憩
  • 14:45~15:45 分科会
  • 16:00~17:00 全体会
  • 17:00~17:15 閉会行事
  • 18:00~ 懇親会

参加費: 500円 (懇親会は別料金)
※懇親会も調査官を囲んで大いに語り合いましょう。

場所

世田谷区役所 烏山区民センター

〒157-0062 東京都世田谷区南烏山6-2-19 TEL: 03-3326-3511
京王線 千歳烏山駅東口 徒歩1分


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ミーティングの内容

1. シンポジウム
テーマ: 特別活動でつける「人間力」

  • コーディネーター: 杉田 洋
  • シンポジスト: 松永 昌幸 (鎌倉女子大学)・稲垣 孝章 (東松山市教育センター)・赤坂 真二 (新潟市立曽野木小学校)
2. 分科会
今回は5~6名の少人数で部会を構成し、少人数で話し合う。

  • 学級活動部会
  • 委員会活動部会
  • クラブ活動部会
  • 学校行事部会
3. 全体会
各部会から1~2を発表してもらい、それをもとに話し合う。

申込方法

本ミーティング事務局のメールアドレスである subscribe@kibounokai.net に、下記の申込書 (Excelファイル) を添付の上、ご返信いただくか、FAX (048-684-8964) をお願いいたします。

また、都合によりワークショップに参加できない方はも、意見などをお送りいただければ当日に活用させていただきます。

第4回ミーティング 参加申込書 (22K)

締切

お忙しいところ大変恐縮ですが、準備・印刷の都合上、5月31日 (木) までにお申し込みをお願いいたします。

希望の会 世話人代表・さいたま市立蓮沼小学校 校長
今村 信哉

コメント: 21

  1. 寺嶋 佐京

    千葉市の寺嶋です。久しぶりに投稿します。6月9日の「希望の会」、楽しみにしております。杉田先生、今村先生には本当に頭の下がる思いです。

    さて、中学校勤務の私としては、希望の会にも中学校の先生方にもっと多く参加していただければと思います。違った視点から意見を交換することも大切に思いますが。希望の会の小学校の先生方、学区の中学校の先生やお知り合いの中学校の先生にもお声をかけてみるのはいかがでしょうか。

    今週の金曜日に千葉市も教科等主任研修会があります。「希望の会」について少し広めたいと考えています。また、千葉市でも浜松の宮野先生を見習って微力ですが、頑張りたいと思います。

  2. 杉田 洋

    希望の会の会員の皆様へ

    調査官の杉田です。いつも、希望の会のメールには、関心をもってみさせていただいています。少しずつ、あまり構えることなく、フランクに声が行き交うようになり、うれしく思っています。さらに、さらに、より多くの方の声を聞かせていただきたいと思っています。

    さて、これまでの研究会では、学習指導要領の見直しについての具体的な検討協議をしてもらい、参考になるご意見をたくさんいただくことができ、ありがとうございました。次回については、このことについてさらに深めることも考えましたが、道徳の教科化など特別活動の今後について根底から揺るがすような課題も浮上するなど、不透明な部分も多いことから、ここで視点を変えてみたいと考えています。

    今、教育課程部会では、「人間力」を育てるために何を重視し、どんな指導が大切かについての審議がされています。現在、これからの特別活動においては、人間力のうち、特に「人間関係を形成する力」や「社会に参画する力や自治的能力」の育成を重視する方向で検討が進められています。そこで、今回は、まず、「人間関係を形成する力」の育成に視点絞って、特別活動の各内容において、何を重視し、どのような改善が必要かについて意見交換ができればと考えます。

    私のもっている課題について思いつくままに列挙しておきます(このことによって、みなさんが構えてしまうことになってしまわないか心配しつつ)ので、東京世田谷での研究会当日だけでなく、参加できない皆様も今からメール等にて意見交換をしていければと思いますのでよろしくお願いします。

    ・そもそも、子どもたちの人間関係のどこが問題か (本当に、昔に比べて未熟になっているのか、保護者は……)
    ・好ましい人間関係に必要な資質、態度、能力をどのように見定めたらよいか (子ども像の見定め)
    ・人間関係形成力の評価方法 (育ちの見極め)
    ・話し合い活動 (学級会) の役割 (重視すべきこと)
    ・学級活動 (2) における指導の重点 (各種のスキルの指導など新たな取組との関連)
    ・児童会、生徒会やクラブ活動で重視すべきこと。
    ・異年齢交流活動や学校間交流は、手間も時間がかかるが、それに見合う効果をあげられるか
    ・学校行事で何を重視すべきか
    ・子どもとの関係、大人との関係、幼児、高齢者、障害のある人々との関係など多様な人間関係の取り組み
    ・「言葉の重視と体験の充実」や「言語力育成」、国語力の重視などの観点から、人間関係を形成する力をどのように特別活動で育てるか
    ・「いじめ問題」の予防指導としての、効果的な指導方法の開発など

  3. わがまま hirano

    熊本の平野です。
    今回の研修テーマ「人間関係を形成する力」は、なんと今年度の本校の研究テーマと同じではありませんか!! 研究主任をしているわたしとしては、先生方の意見を参考に本校の研究に生かしたいと思ってニンマリです。

    ただ、残念なことに今回の東京には日程的に参加が難しいです。ぜひ、先生方の意見をこのメーリングに載せてお教えください。よろしくお願いします。

  4. 大庭 正美

    久しぶりに投稿します。北九州の大庭です。

    今年度から、3年間、北九州市教委の研究委嘱校として「人間関係」をキーワードに研究を進めることになりました。具体的にはこれからつくっていくのですが、研究の着眼点は「人間関係づくり」と決めました。特別活動が子どもたちの社会的な自立の基礎を培う教育の場だと考えたとき、その基礎の重要な部分は人間関係をつくる力だと思ったからです。社会とは他者との関係性の上に成り立つものでしょうから、人間関係が重要なのは当然と言えば当然です。

    今、その人間関係が「薄くて」「細くて」「表層的で」「間接的」といった実態があると思うのです。「太くて」「強くて」「深くて」「直接的で」しかも「多様な」関係であることが、子どもを逞しくし、「確かな社会的な自立」を実現させるように思います。それは子どもたちに社会で生きていく自信をもたせると思います。

    そんな人間関係を学級活動や異年齢集団活動を中心に育てていきたいと考えています。今のところは、そこまでです。どのような研究にしていくか、これからの大きな課題です。みなさんの声も多いに参考にさせていただこうと思います。よろしくお願いします。

    北九州市立小石小学校 大庭 正美

  5. 高野

    杉田 洋先生へ

    福島サークルの高野です。私は、次のように考えています。
    道徳、特別活動を大切にする教師は、どこか人間力が違うと思います。子供に対しても熱い思いがありますし、何より一人一人に対する接し方、関わり方が違います。学級経営が違います。

    教え子が、学力面でも優秀と言われている大学に進学していますし、また自分の持ち味をいかした職種で活躍しています。

    道徳、学級活動をやらない先生は、未履修問題に関わるので当然戒告ものです。何も言えないのであればどこかかが何かがおかしいのです。国語、算数と同じように道徳、学級活動は教科と同様なのです。なぜ、当たり前なのにやらないのか不思議でたまりません。

    私は、小学校の時、学級会をやってもらえなくて「学級会とはどんな時間なのだろう」といつも思っていました。就職しても隣の先生に頼んでも学級会を見せてもらえませんでした。

    やらなくても学校は成り立ちます。だからでしょうか。学級会を当たり前のようにやって子供達がにこにこしながら自分たちで決めた集会活動をやっている姿をみてください。何も感じない大人はいないでしょう。子供の遊びの時間でも、教師の息抜きの時間ではないのです。わかってもらえない・・・ではどうすればいいのでしょうか!

    結論です。道徳、学級会を教科に当てはめていけばいいと思うのです。「絶対やるもの」必修科目として、先生方に示すのです。シートベルトの着用と同じ考えです。なかなかシートベルトの着用が進まなかったときに、シートベルトを義務化しました。結果、どうでしょう。同じ考え方です。先生方も人間です。急に変わるなんてありません。でなければ、道徳、特別活動の指導主事 (福島では他教科と兼務しています) を専門において普及、浸透させる手だてをとるべきです。

  6. 今村 信哉

    世話人の今村です。

    大庭先生の【「太くて」「強くて」「深くて」「直接的で」しかも「多様な」関係】と人間関係を表現された言葉を聞いて、冬の全特活宿泊研修会を思い出しました。新潟の橋本定男先生が「特別活動をやると人間関係が「濃く」なるんだよなあ」とおっしゃっていました。その「濃い人間関係」というのがその研究会でのキーワードとなったような気がします。これは調査官の提示された2つめの「好ましい人間関係に必要な資質、態度、能力をどのように見定めたらよいか (子ども像の見定め)」の前提となる人間関係のヒントになるのかなあ……等と考えています。

    以前、上原先生が問いかけられた
    Q1 保護者会で「先生、特別活動について簡単にご説明をお願いします」ときかれたら何と答えますか。
    にも大いに関わると思います。「こんな人間関係を特別活動ではつくりますよ」と保護者に答えられたら説得力がありますよね。

    私の勤める学校の「学校説明会」にも使いたいと思っています。是非多くのご意見を、そしてそれを元に第4回の研究会を盛り上げましょう!!

    なお、研究会の案内と申込書がができました。ご自分の地域の研究会やサークル等で配布していただけるとうれしいです。

  7. 寺嶋 佐京

    千葉市の寺嶋です。
    次回の世田谷での研究会を楽しみにしております。これも杉田先生、今村先生はじめ、多くの先生方のご尽力です。感謝しております。

    さて、杉田先生から協議内容のご提案がありましたが、もう一度、この「人間力」という言葉どこから出てきたのか、私なりにもう一度、復習してみました。

    平成15年4月・・・内閣府、文部科学省、厚生労働省、経済産業省の4省合同で進めた「人間力戦略研究会」報告書で用いた表現 この研究会は、フリーターやニートの増加等の若年雇用問題を審議する目的で、内閣府が中心となり作られた。

    ここでの定義:社会を構成し、運営するとともに、自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力 (知的能力的要素・社会、対人関係力的要素・自己制御的要素、これらの3つの要素)

    小学校でのキャリア教育推進が話題になったのもこの後のような気がしますが (文科省 平成16年1月 キャリア教育推進に関する総合的調査研究協力者会議報告書あたりですか)。

    平成17年10月・・・中教審答申「新しい時代の義務教育を創造する」の中で「学校の教育力 (学校力)、教師の力量 (教師力) を強化し、それを通じて子どもたちの人間力の豊かな育成を図ることが国家的改革の目標である」

    平成18年2月・・・中教審教育課程部会審議経過報告2の「教育内容等の改善の方向」(1)人間力の向上を図る教育内容の改善 1. 基本的な考え方 ア. 言葉や体験などの学習や生活の基盤づくりの重視の中に (「人間力」の向上) の部分に示されている。

    〇この「人間力」という考えを用いることは、現実の社会で大人がどのように生き、そこでは何が必要とされるのかを見せることによって、学ぶことの意義を子どもたちに伝え、何のために学ぶのかという目的意識を明確にすることをねらいとしている。
    以下の文省略

    〇これまでのところ、具体的には、たとえば、

    ・主体性・自律性
    (例) 自己理解 (自尊)・自己責任 (自律)、健康増進、意思決定、将来設計

    ・自己と他者の関係
    (例) 協調性・責任感、感性・表現、人間関係形成

    ・個人と社会の関係
    (例) 責任・権利・勤労、社会・文化・自然理解、言語・情報活用、課題発見・解決などの構成要素に整理することができるのではないかとの検討を行っている。

    〇なお、ここでは実社会とのかかわりの中で、「生きる力」をより具体化し、発展させるという観点から、「人間力」という考え方を用いて見直しを行っているが、今後も学校教育において「生きる力」を育成するこしが重要であることに変わりはない。
    (また、ア~カの検討課題も特別活動として、どう捉えるのかも重要では?)

    以上、時間の流れにそって、「人間力」をまとめてみました。この言葉の出てきた背景等を知ることで、次回の研究会の一助になればと思います。

    杉田先生の5月10日のメッセージを引用します。

    『今、教育課程部会では、「人間力」を育てるために何を重視し、どんな指導が大切かについての審議がされています。現在、これからの特別活動においては。人間力のうち、特に「人間関係を形成する力」や「社会に参画する力や自治的能力」の育成を重視する方向で検討が進められています。そこで今回は、まず「人間関係を形成する力」の育成に視点を絞って、特別活動の各内容において、何を重視し、どのような改善が必要かについて意見交換ができればと考えます。』

    このあとに杉田先生から考える視点が提示されていますので、その提示に沿って考えたいと思います。子どもたちが、大人になったとき、実社会とのかかわりの中で、通用していく力をつけさせるには、今、何を指導しなければならないのかを「人間関係を形成する力」という面から考える時であると認識しました。

    ただし、安易にスキル的なものだけに流れなければいいなあ、というのが、今の率直な感想です。初期の段階ではスキルも必要だと思いますが、もっと現実の場で生かせるものがより求められているのでしょうね。

  8. 上原 行義

    品川の上原 行義です。

    今村先生がおっしゃるように

    > 大庭先生の【「太くて」「強くて」「深くて」「直接的で」しかも「多様」】人間関係、
    > 橋本先生の「濃い人間関係」、これは調査官の提示された2つめの
    > 「好ましい人間関係に必要な資質、態度、能力をどのように見定めたらよいか。
    > (子ども像の見定め)」の前提となる人間関係のヒントになる。

    本当に同感です。「保護者会で、特別活動について簡単に説明するとき‥‥」に、
    こんな言葉を活用して、具体的な活動の成果を示せるとよいと思います。

    また、寺島先生が述べておられるように

    > 「学校行事」ではまさに子どもたちの人間関係が浮き彫りになる。
    > 特に集団宿泊的行事の部屋割りでは、グループ編成で難航することが多い。
    > また、学芸的行事でも「合唱コンクール」で、嫌々やる生徒との間で問題が起きる。

    > そんなときこそ、その学級の真の力が問われる時だと思う。
    > 子どもが「我」を押し通すだけでなく、集団の中の一人として自分の考えをもち、
    > 集団をより良い方向にしようという意識をもたせられるかが大事ではないか。
    > 指導者が話し合いの中で、折り合いの付けどころを
    > 「どのタイミングで、どうアドバイスするか」が鍵になると思う。

    私は、子どもたちが思うように動いてくれず、これでも特活担当?と自分が嫌になることがありました。今の子どもたちにとって、「学校は集団活動をするのが当たり前」という意識が薄くなっています。保護者の考え方にもそのような空気を感じることがあります。だからこそ、集団活動を通して人間関係形成能力を鍛えなければなりません。

    そのためには何よりも、「濃い人間関係」の中で、楽しく、夢中になれて、やりがいのある実践活動を行うことにより「太くて」「強くて」「深くて」「直接的で」しかも「多様な」人間関係を体験させることではないかと思っています。

    体験を通して、「不安だったけど、やってみてよかった。」「わたしって、案外できるかも。」「先生!すーっごく楽しかった。」と子どもたちの感性に訴えるものが残せるかどうかがポイントではないかと考えます。

    読ませていただいているだけでも、とても勉強になるのですが、少し自分の考えをまとめさせていただきました。

    上原 行義

  9. 杉田 洋

    調査官の杉田です。
    この希望の会で、以前私宛に、福島サークルの高野先生からご意見が寄せられました。それを読んで、自分の若い頃のことを思い出しましたが、いくつか自分の思いを述べたいと思います。

    道徳、特別活動を大切にする教師は、どこか人間力が違うと思います。子供に対しても熱い思いがありますし、何より一人一人に対する接し方、関わり方が違います。学級経営が違います。

    > 教え子が、学力面でも優秀と言われている大学に進学していますし、また自分の持ち味をいかした職種で活躍しています。

    このことについては、よく同じようなことを感じます。日本の教育が「全人教育」であり、そこが教師のやりがいや魅力になっているのだと思います。だからこそ、どちらかというと、分業制のような形で教育を進める他国よりも、日本の教師は尊敬されていたのだと思います (今は、このことが崩壊しつつあるのですが……)。

    みなさんも、きっと、教師になったときには、国語力をつける、計算力をつけるだけでなく、むしろ児童生徒と共に考え、悩み、体を張ってよい人間にしたいという意気込みをもった先生が多いでしょう。「人間を人間として育てる」ための教師という職業へのあこがれもあったのではないでしょうか。

    もちろん、このようなことを前提として、知・徳・体のバランスを踏まえた教育課程がつくられているわけです。どれも大切なのは、当然のことなのです。

    私は、特別活動を一生懸命すれば、学力も高くなると確信をしていました。特別活動で育てた、人間関係や自信、自主的な態度が生かそうと教科にも力を入れてきました。そのバランス感覚が大切なのだと思います (受験や成果主義で、これが崩れつつあるのでしょうか……)

    > 道徳、学級活動をやらない先生は、未履修問題に関わるので当然戒告ものです。何も言えないのであればどこかかが何かがおかしいのです。国語、算数と同じように道徳、学級活動は教科と同様なのです。なぜ、当たり前なのにやらないのか不思議でたまりません。
    > 私は、小学校の時、学級会をやってもらえなくて「学級会とはどんな時間なのだろう」といつも思っていました。就職しても隣の先生に頼んでも学級会を見せてもらえませんでした。やらなくても学校は成り立ちます。だからでしょうか。学級会を当たり前のようにやって子供達がにこにこしながら自分たちで決めた集会活動をやっている姿をみてください。何も感じない大人はいないでしょう。子供の遊びの時間でも、教師の息抜きの時間ではないのです。わかってもらえない・・・ではどうすればいいのでしょうか!

    今の特別活動の課題は、教科書のない特活にとって、その魅力を直接体験を通して理解している先輩が、実践や言葉を介して直接後輩に伝えなければならないのですが、このことがあまり行われていないということです。

    > 結論です。道徳、学級会を教科に当てはめていけばいいと思うのです。「絶対やるもの」必修科目として、先生方に示すのです。シートベルトの着用と同じ考えです。なかなかシートベルトの着用が進まなかったときに、シートベルトを義務化しました。結果、どうでしょう。同じ考え方です。先生方も人間です。急に変わるなんてありません。でなければ、道徳、特別活動の指導主事 (福島では他教科と兼務しています) を専門において普及、浸透させる手だてをとるべきです。

    「正式な教科に格上げ」という新聞記事が出ましたが、それでは、道徳や特別活動はこれまで格下だったということになります。このような感覚が問題なのだと思います。しかし、「免許」、「国定教科書」、「数値による評価」などの教科の条件は、やはりなじまないと思います。特別活動で育てたい社会性や人間性も教科書で教えるということになりかねません。

    ただし、「領域」としての特質を大切にしながらも、特別活動が何のためにどのようなことをしなければならないかがわからない教師が増えてきた今、大切なことを何らかの方法で伝えていかなければならないとも感じています。高野先生のおっしゃる「専任指導主事」をはじめとする様々な行政の役割が大きいのはその通りでしょう。しかし、これは個人の力でできることではありません。

    つきなみですが、「今、それぞれの立場でできることを精一杯すること」から始めるしかないのだと思います。希望の会は、全国各地の高野先生のような熱い思いをもった先生方をつなぎ、まとめ、ひとつの大きなうねりにしていくことが役割だと考えています。大きなうねりになれば、その成果は必ず出てくると信じています。どうか、先生の近くから、特別活動を大切にする教師が育ち、広がっていくことを期待します。自分も努力します。

  10. 今村 信哉

    世話人の今村です。
    このところの日差しに夏を感じます。といっても、沖縄の方と北海道の方では全く感じ方がちがうでしょうが……。

    以前、お知らせしましたが「小三教育技術」6月号 (小学館) に「希望の会」の特別記事が掲載されています。「子どもが伸びる“学級づくり”の第一歩『特別活動』の新たな地平へ…」という素晴らしいタイトルで5ページにわたって掲載されています。

    特別活動という領域そのものを扱う記事はあまり見たことがありません。ましてや、そのネットワークである「希望の会」の記事というのは極めて珍しい。大変ありがたいことです。皆さん、書店にありますので、是非、ご購入を!!

  11. 宮野 孝行

    静岡県の宮野 孝行です。

    5月18日 (金) には、「静岡県教育研究会特別活動研究部の委員会」がありました。静岡県内の各地域の特別活動の校長代表と教員代表が参加される会合です (参加者55名)。

    今年度の研究主題は「一人一人に生きる力をはぐくむ特別活動」です。今の子どもの実態から特別活動ができることは何か。今年度から3年間にわたって研究を深めます。「生きる力」を「人間力」というキーワードにすることも考えました。しかし「人間力」ということばについて、内閣府が示す構成要素と中教審が示す構成要素が必ずしもイコールの関係ではなく混乱を招きやすいということで静岡では「生きる力」を研修主題に提示しました。

    希望の会のことについては、毎回チラシを準備し紹介しますが、反応が今一歩です。私の力不足です。第4回の「希望の会」では、人間関係を形成する力に焦点が絞られているので深まった話し合いができそうですね。また、シンポジストには、松永昌幸氏、稲垣孝章氏、赤坂真二氏という熱い研究者、実践家の先生方でとても楽しみしています。

    5月19日 (土) には第二回「はままつ特活の会」を行いました。浜松市エリアの特別活動の自主サークルです。13名の参加がありました。今月は「学級の役割意識と組織作り」をテーマに実践交流しました。当番活動や係活動のことが話題に上りました。

    また「号令」や「礼」についても話題が広がり、日本文化の型の美しさまで語り合いました。持ち込み実践として、「1年生を迎える会」の報告がありました。初等教育資料5月号の杉田洋先生の「子どもの心をとらえた土壌づくりを」読んで締めくくりました。このサークルに来てくださる人たちのも「希望の会」のチラシや情報を伝えています。軌道に乗ってきたら、強力に勧誘してきます。サークルの方が動きやすいです。

    以上、静岡県の私のかかわっている特別活動の報告です。

  12. 今村 信哉

    いよいよ第4回「希望の会」研究会が間近になってきました。

    今回は70名を超える参加をいただく予定です。いつものように地元東京近郊の皆さんだけでなく、福岡、熊本、山口、岡山、静岡、福島、宮城など全国からいらっしゃいます。世話人一同、本日、最終打ち合わせを終え、皆様のお越しをお待ちしております。全面的なご協力をいただきました銀杏先生ほか、東京の皆様、ありがとうございます。ぜひ、成功させましょう。

    なお、最終案内は世話人から、そしてシンポジウムの内容につきましては調査官自ら発信させていただきます。よろしくお願いいたします。

  13. わがまま hirano

    何度もお騒がせしました。
    急ですが9日の希望の会参加させて頂こうとたった今決意しました。よろしくお願いします。飛行機とれるかなあ・・・。

  14. 杉田 洋

    9日のシンポジュームについて次のように構想してみました。

    このようなテーマを短い時間で深めるのは難しいと思いますが、少しでも効率的に進めるために、参加者のみなさんも、「ご自分の考え」をもって参加してみてください。参加できない方で、このことについてご意見があれば、発信してください。

    ○杉田より (10分程度)
    この間に、最初で紹介してもらう「ひとこと」を用紙に記入してもらう。

    ○はじめに (5分×4人)
    子どもたちの人間関係形成力に関する現状をどのよう考えているか。そもそも、「人間関係形成力」とは何か。コミュニケーシン能力が大切と言われ、社会科などの教科、道徳、総合的な学習の時間など各教科等でもこのことを重視する中で、特に特別活動の役割は何か。その際、一番大事なことを「ひとこと」で言うと何か。→画用紙に書いていただきます。

    ○次に (30分)
    「ひとこと」をさらに具体的にして、例えば、特別活動において、どんなアプローチ、プロセスを重視すべきか。
    ・具体的に、特別活動のどこで、何を、どのように指導すべきか。
    ・「いじめ」問題の予防で、何が大切か。
    ・言語力育成の会議において、「特別活動における言語力育成」について、コミュニケーション能力について検討しているが、その中で人間関係については、特別活動においてソーシャルスキル、構成的グループエンカウンター、ピアサポートなどの活用が求められているが、このことについてどのように考えるか。

    ○おわりに (5分×4人)
    シンポジストが、最後にこれだけは言っておきたいこと
    (例)
    ・特別活動で体得させる人間関係形成力や集団の高まりなどをどのように評価し、指導に生かしたらよいか。
    ・異年齢交流活動や学校間交流は、手間も時間がかかるが、それに見合う効果をあげるために大切なことは何か。
    ・子ども同士の関係だけでなく、大人との関係、幼児、高齢者、障害のある人々との関係形成力などについて、特別活動はどのように考えたらよいか。

  15. 橋本 大輔

    希望の会の皆様

    いつも大変お世話になっております。しばらく皆様のメールを読む日々が続いておりましたが、研究会が近づくにあたって、最近考えていることについてメールさせていただければと思います。

    ——————————————————————————–

    わたしは、特別活動 (特に学級活動) において、「集団の一員として、所属する集団をいかによりよくしながら生活していくか」という【ストラテジー (戦略)】の指導が必要ではないかと考えるようになりました。

    これまでは、下記のような個々の戦術の指導が主だったと感じています。
    ・集会活動の行い方
    ・啓発活動の進め方
    ・係活動のやり方
    ・当番活動のもち方 等

    これらの戦術を統括する戦略を児童一人一人が具体的にイメージできることが、自発的・自治的といったキーワードをもつ特別活動には必要不可欠なのではないかということです。

    「戦略」「戦術」という言葉の違いが分かりにくいので、「学び方を学ぶ」ということを例に挙げて説明します。

    ~学び方を学ぶ~
    ・戦術…電話のかけ方、インタビューの仕方、プレゼンテーションの仕方、ICTの使い方等
    ・戦略…課題をもち、調査し、結果をまとめ、発表し、考察するといった一連の課題解決学習の流れ
    ※まず戦略が決定し、その戦略にあわせてそれぞれの戦術を選択していく

    それでは、特別活動における【ストラテジー (戦略)】とは、いったいどういうものなのでしょうか?

    それは、例えば「集団が成立してまもなくの頃には、どのような活動を行わなければならないか?」と問われたときの答えだったり「集団が停滞してきたときに、活性化するために行う活動にはどのようなものがあり、どのような順で行うのが適切か?」と問われたときの答えだったりするものだと考えます。

    しかし、いかんせん私は勉強不足で、その答えについてまだ明確に答えることができません。つまり、私自身がストラテジーを十分認識できていないということです。ただし、最新の脳科学や認知心理学、社会心理学の研究成果や、ビジネスやスポーツの世界における「マネジメント」「コーチング」の考え方にヒントが隠されているのではないかと考えています。

    「人は集団に所属したとき、自分と集団との関係をどう捉え、どう関わっていこうとするものなのか」ということについて、ぜひ「希望の会」で勉強させていただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

    草加市立小山小学校 橋本 大輔

  16. 八巻 寛治

    橋本先生の「話題」を読んで、「希望の会第4回研究会」への参加意欲がさらに増しました。本日参加しますのでよろしくお願いします。杉田先生、パネラーの方々の話題が楽しみです。一人でも多くの方が参加なさることを期待して、私の知り合いには声をかけています。皆さんももう一声かけませんか?

    杉田先生は、昨日仙台で研修会後、遅くまで地元の特別活動の志をもつメンバーにメッセージを伝え、その熱さに触れて、遅ればせながらやっと本気になり始めた感じです。天気図でよく西高東低とは言われますが、熱くなり始めると本気になる東北人の心意気も、今後の希望の会に発信できるようにしていきたいものだと思っています。

    「希望の会イン仙台」は、年明けの1・2月頃に実施できるように企画したいと思いますので、今回の東京、次回の福岡での成果を「みちのく仙台」へもつなげられたらと思います。

    仙台市立向山小学校 八巻 寛治

  17. 杉田 洋

    八巻さんからもあったように、仙台市の特別活動の実践者の皆さんにお会いして貴重な時間をすごしました。全国には、大小の違いはあっても、このように熱のある研究活動(啓発活動)をされている先生方がいらっしゃるのだと思うと、調査官としても特別活動への熱心な取り組みの普及のため、一層努力しなければと決意しています。

    先日、秋田県でも熱心な皆さんにお会いできました。こうした皆さんが互いにネットワークをつくって、東北全体の特活の活性化につながってくれたらと思っています。

    今後、そのような各地の取組がいつでも見られ、活かすことができるような情報交流の場を「希望の会ホームページ」の中に展開できたらという構想もあります。多くの皆さんの賛同により、いつか実現することを願っています。

  18. 今村 信哉

    世話人の今村です。
    しかし、このところ、夜中といいますか、朝といいますか、からメールが飛び交っています。全国に会員がいて発信してくださるのですが日本国内ですから時差はないはずです。皆さんの思いに時間は関係ないのですね。

    本日、現段階で80名の申し込みをいただいています。どんな研究会になるか本当に楽しみです。

  19. 宮野 孝行

    静岡県の宮野 孝行です。

    希望の会が発足してそろそろ1年になります。第1回から参加させていただき、全国の先生方にお会いして、「やる気」をいただいております。メールの言葉や雑誌などの論文で書かれている先生方の顔と名前が一致してますます親近感が湧いております。今回は、人間関係の形成力をテーマにシンポジュウムや分科会がもたれました。心に残ったことを思いつくままに・・・。

    杉田洋先生のお話からは、「協力」「共同」という言葉が心に焼き付いています。「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」などキャリア教育で押さえていかなければならないことが分かりました。

    稲垣孝章先生は、「実生活」をキーワードにあげ、我がこととして体験をとらえること、人間関係といってのいろいろな種類があること、教育に競争原理を持ち込まない熱い語りが響いています。

    赤坂真二先生は、「人間関係を支える哲学の実感」をキーワードにあげ、つながりを密にすること、負のつながり・不信感を取り除くことから集団作りがスタートしている現状を訴えていました。話し合い活動から自治的な風土がはぐくまれることを改めて認識させていただきました。

    寺嶋左京先生からは、「人間関係を築き、維持、調整」をキーワードにして、子供は親しくなることはできるが、傷くことを恐れるということを中学校の立場から述べられました。ルール作りの話し合いの大切さを感じました。

    松永昌幸先生からは、できるだげ新しい言葉を使いたくないということで分かりやすい「目標や社会に向けての団結力」を説いていました。また特別活動は実態からスタート、実生活に結びつける、生活そのものが学校、今までの特別活動の再構成、子供の集団、問題が起こったときの保護者の行動など心に残っています。

    分科会や懇親会でも、深みや幅のあるお話がたくさんの先生方とでき、本当に貴重な会だと思っています。全国のつながりをメールで維持しながら、これからも研究会に参加していきたいと思います。

  20. 熊田 千秋

    初めてメール致します。福島県郡山市の熊田 千秋といいます。

    いつもみなさまのメールを拝読させていただき、とても勉強になるとともに、勇気、元気、やる気を分けていただいています。郡山市小学校教育研究会特別活動部も今年度さらに部員が増え、少しずつですが、市内に輪が広がってきているなと感じています。夜中や早朝に届くメールに、「がんばらなくちゃ!」との思いを強くさせいただいていています。
    本日の研究会、参加できませんが、心よりご盛会をお祈りしております。

  21. […] <研究会の概要は 案内ページ をご覧ください> […]