特別活動 希望の会

文科省 教科調査官と実践・研究者のネットワーク

     

第2回「希望の会 in さいたま」ミーティング案内

<このミーティングは終了いたしました。詳しくは レポート をご覧ください>

学校もすっかり秋の装いとなりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

お待たせしておりました。第2回「希望の会」ミーティングを行います。今回は「新しい特別活動の創造」をテーマにしたワークショップ形式のミーティングになります。

第1回に引き続き、さいたま市での開催となり、遠方の方には申し訳ないのですが、お蔭様で貴重な休日にも関わらず、全国より60名を超える方々が参加してくださいます。誠にありがとうございます。

また、現在徐々にではありますが会員が増えています (現在270名ほどです)。しかし、特別活動の置かれた状況を考えると、もっとメンバーを増やし、多く方の智慧を結集せねばならないと考えます。老若男女問わず、特別活動の発展を考えている方の参加をお待ちしております。是非、多くの方を皆様のお力でお誘いください。

「道徳と特別活動」文溪堂11月号にて、宮川先生が「希望の会」を取り上げてくださいました。その紹介文の最後に「この会が今次の教育改革に提言する勢いをもってほしい。この会の今後の企画や活動に大いに期待したいものである」と書かれています。がんばらねばなりませんね。

第2回のミーティングは、正に宮川先生がおっしゃる「提言」となるものを創り上げたいのです。まずは、学習指導要領の改訂です。皆さんのお知恵で「新学習指導要領」を創りましょう。次の改訂で実現するかどうかは別にして、皆さんの思いを杉田調査官にぶつけていただければと思います。

日時

2006年11月3日 (金) 文化の日

  • 13:00~13:15 受付
  • 13:15~17:00 ミーティング (参加費: 500円)
  • 17:30~19:30 食事会

※懇親会にも是非、多数ご参加ください。「希望の会」はご縁も大切にします。

場所

埼玉県労働会館 (講堂)

〒330-0061 埼玉県さいたま市浦和区常盤9-24-13 TEL: 048-832-2151
JR京浜東北線 北浦和駅西口 徒歩5分


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ミーティングの内容

テーマ: 新しい「特別活動」を創造する

  1. 杉田調査官の投げかけ・質疑応答
  2. グループで検討・報告
    第1分科会 進行役: 椙田 崇晴 (山口)
    特別活動全体及び、各内容の目標の改善・設定について (育てたい力の明確化、道徳的実践の指導、学校段階の重点と系統など)
    第2分科会 進行役: Aグループ 脇田 哲郎 (福岡)/Bグループ 宮内 有加 (東京)
    学級活動の発達段階に応じた内容と指導方法 (学級活動の3つの内容のネーミング、小1プロブレム・中1ギャップなどの集団適応に関する課題の解決、各種教育心理的な指導方法等の取り扱い、当番活動などの働く活動の重視、指導内容と指導方法の関連など)
    第3分科会 進行役: 宮野 孝行 (静岡)
    異年齢集団活動の充実と内容の例示 (児童会活動、生徒会活動、クラブ活動の内容の示し方、各種異年交流齢活動の異年齢交流活動の教育的意義と効果・総合的な取り組み、地域・社会との関連など)
    第4分科会 進行役: Aグループ 八巻 寛治 (宮城)/Bグループ 別所 純子 (埼玉)
    学校行事の再構成 (直接体験活動の重視、重視する内容や種類、廃止や統合、新設などの可能性、総合的な学習の時間との役割分担や関連、学年や学校段階に即して重点化、一定期間の確保など)
  3. 杉田調査官からまとめ

※当日は1つの分科会の人数を10名以下に抑えるために、希望の多かった第2分科会と第4分科会を2つに分けました。特に希望のなかった方は、こちらで分科会を決めさせていただきましたのでご了承ください。

申込方法

本ミーティング事務局のメールアドレスである subscribe@kibounokai.net に、下記の申込書 (Excelファイル) を添付の上、ご返信いただくか、FAX (048-684-8964) をお願いいたします。

また、都合によりワークショップに参加できない方はも、意見などをお送りいただければ当日に活用させていただきます。

第2回ミーティング 参加申込書 (22K)

締切

お忙しいところ大変恐縮ですが、準備・印刷の都合上、10月30日 (月) までにお申し込みをお願いいたします。

希望の会 事務局長・さいたま市立蓮沼小学校 校長
今村 信哉

コメント: 7

  1. 渋谷 修造

    お世話になっております。さいたま市会場でもありますので、現在のところ第2回についても参加させていただきたいと考えております。部会は、調整いただいても結構です。
    よろしくお願いします。

    埼玉県教育局市町村支援部義務教育指導課
    指導主事 渋谷 修造

  2. 大庭 正美

    はじめまして。北九州市の大庭と言います。この会に入会しながら何もアクションを起こしていないので、せっかくのシステムを有効活用せねばと一言発言します。

    ここ数年、かなりの学級活動の話合いの授業を参観しています。しかし、正直申し上げて、時間を忘れるほど釘付けになってしまう授業には滅多に出合えません。公開授業だから子どもが緊張しているのは分かりますが、試合で緊張するのは当たり前なのですから、それでもある程度力を発揮しないと試合には勝てないのは当然でしょう。試合に出る準備が整っていないのに試合に出てしまって、即席で練習してきた形式上のパフォーマンスだけをこなすといった印象です。「本気」が見えないというか、子どもがその時間の問題を自分たちの問題だと意識していない。中にそんな子どもがいるのは分かりますが、それが多数派で、学級全体のムードがよそよそしい感じになっているのです。

    何が原因かは推測できるのですが、それをどのように改善していくかは難しいと思っています。特別活動の指導力に関することを、今一番心配しています。このような状態で、「特活は大事ですよ。」「学活で子どもが変わりますよ。」と主張しても、具体的で生々しい成果を見せられなかったら、説得力はないと思います。

    皆さんの地域ではいかがですか。特別活動の指導力向上に向けての工夫があれば知りたいです。そして、そのような学校があれば知りたいです。何か情報があれば教えてください。

    学校教育の中での特別活動の重要性をもっと強調し、その意識を広げていきたいものです。私も頑張ります!

  3. わがまま hirano

    大庭先生、お久しぶりです。山口のネットワーク以来だと思います。熊本の平野です。こうやって、特活の話がいろんな人とできるのも、このシステムのおかげだと思います。杉田先生、今村先生ありがとうございます。

    私も、大庭先生が感じていらっしゃってることをずっと思ってました。子どもの話し合いに生活の臭いがしないんです。話し合いがきれいすぎて白々しいのです。

    私は、特活に馴染まないマネジメントシステムを学校現場が強く押し出して来ていることにもその危惧を感じています。PDCAサイクルは今までの特活でも大切にしてきた部分だとおもうのですが、数値目標が強く叫ばれ、学校現場に入ってきたため、あまりにも学校が成果主義に陥っている感じがします。

    特活で培う力は数値で測れるものではありません。しかし、学級活動の評価を数値化してしまうなら、発言回数が何回だった……とか、発言の仕方がマニュアルとおりだった……とか、クラスの何人以上が発言した……とか表面的な成果で教師自身も納得してしまい、その事だけがクローズアップされてしまう……教師自身が学活(特活)の本質を議論しない、評価できなくなってるような気がします。

    特活で子どもにつけたい力はなんなのか、きちんと見直す時期に来ていると思います。流行や表面だけでマネジメントシステムの真似事をしていては学校で心が育たない気がします。

    また、学校の特別活動の推進には管理職の先生方のしっかりした理解が必要なのも事実です。概して、管理職の先生方によって潰される特別活動の取り組みも少なくないような気がします。大庭先生のように、特別活動を実践されてきた管理職の先生がおられる学校は幸せですが……。

  4. 椙田 崇晴

    大庭先生、ご無沙汰しています。
    山口でのネットワークではたいへんお世話になりました。

    希望の会のみなさん、こんにちは。山口の椙田です。

    さて、大庭先生の書き込みに考えさせられました。

    特にこの一文、『「特活は大事ですよ。」「学活で子どもが変わりますよ。」と主張しても、具体的で生々しい成果を見せられなかったら、説得力はないと思います』
    現場にいて、このことをよく口にします。しかし、なかなか伝わらないなぁと感じています。

    本校では、本年度から文部科学省の指定を受けて「心に響く道徳教育」の研究を始めました。「道徳教育」の指定校ですが、本校の場合は、「特別活動の実践研究」を通して成果を出す、という条件がついているのです。そこで、本校では、4月から「学級活動 (主に学級会)」の研究を始めました。1学期、先生方から出てくる声に「話合いのマニュアルはないのか」「意見カードの書き方はどう指導すればいいか」「子どもたちとの事前の打ち合わせはどのくらい時間をとったらいいのか」などが聞かれました。

    1学期当初、学級活動 (主に学級会) を研究していくことに反対意見もありました。その理由として、

    (1) 学級会を授業研で取り組むと、どうしても『全員発言』に目がいってしまう。クラスの何人が発言したという表面的な部分に気を使うようになる。

    (2) 時間内に結論を出させないといけないと思うので、発言者を事前に決めておいてシナリオを作るようになる。

    というものがありました。これらを実践していくと、まさに平野先生が書かれていた「生活の臭いがしない話合い」「きれいすぎて白々しい話合い」になっていくように感じました。子どもにとってみれば、議題を自分たちの問題だと意識する必要のない話合いになってしまうのです。

    そこで、本校では研修部で検討してもらって、学級会の実践をするに当たって「切実感のある議題設定」「話合いの過程に抵抗があること」「話し合いの結果や実践によろこびがあること」「話合いを通して友だちのよさの発見があること」という4つの研究の視点を提示してもらいました。そして、話合いの最後の「先生の話」では、話合いの過程で見られた子どもたちのよさを賞賛しようということで共通理解し、授業研に取り組むようになりました。

    本校では昨年度末 (3月) に杉田洋教科調査官に来校いただいてお話を聞く機会がありました。本年度の8月には宮川八岐前視学官に来校いただいてお話を聞く機会も設けました。お二人は、時間をたっぷり使われて、特活を実践していくことの必要性、その楽しさなどを熱く語っていただきました。そのような経緯を経て、2学期になってようやく各学年での特活の実践が本格化してきました。宮川先生に教えていただいた「学級活動コーナー」が各学級に設置されていきました。議題作りが難しいという声があがり、議題作りについての研修ももちました。折り合いをつける話合いにするために、子どもたちにどんな力をつけなければいけないかについても話合いをしました。文溪堂の「道徳と特別活動」誌のバックナンバーも取り寄せ、みんなで読み合うことも始めました。遅々とした取り組みですが、ようやく動き出したという感じです。

    今年の11月30日に中間発表会を行います。そして来年の11月には、本発表会も予定しています。大庭先生が言われる「特別活動の指導力向上に向けての工夫している学校」にはほど遠く、まず学級活動を普通の状態にしようという取り組みです。ここから、大庭先生が言われていた何らかの成果を見出していけたらいいなと思っているところです。

    山口学級活動ネットワーク
    椙田 崇晴 (山口市立平川小学校)

  5. 今村 信哉

    大庭先生の問いかけありがとうございます。

    まさにこのようなご発言をしていただくことがこのメーリングリストの役割なのでしょう。経験年数、立場を超えてどんどん返信してください。

    多くの方のご意見をいただくことで必ずよい方向に道は開けます。よろしくお願いします。

  6. 大庭 正美

    平野先生も椙田先生もご無沙汰しています。山口でお会いして以来です。

    印象深い研究会でした。この研究会に刺激を受け、北九州でも若手の指導者育成に視点を当てた研修会を今夏実施しました。本市では人材育成が喫緊の課題だと考えており、若年教員に特活の重要性と必要感、そして何よりも面白さを自覚してもらうことをねらって実施しました。

    研修会の運営も若い先生に任せ、「自分たちのための自分たちによる研修会」になるようにしました。私たちは特別活動を通して子どもたちに自主性や実践力を育てていくわけですが、まずは指導者である先生自身にそのような力がなければならないと考えたからです。

    当日は、50名ほどの参加者がありましたが、これを契機に、参加した先生が継続的に研修できる企画を毎月続けています。時間はかかるとは思いますが、頑張っていこうと思います。

    特別活動の理想に疑問を挟む人はいないと思います。だけど学校で本気になって実践している教師は少ないと思います。そこを打開しない限り、学校における特別活動の価値が高まることはないように思います。特別活動に大きな価値はないとの認識が広まれば、結果的に学習指導要領上の位置付けも変化してくるでしょう。そうなれば、今以上に子どもたちの社会的な育ちが停滞することになるのだと思います。

    特別活動の指導力の向上に向けて、椙田先生の学校研究に期待するとともに、ぜひ参考にさせていただきたいと思います。

    北九州市立井堀小学校 大庭 正美

  7. […] <研究会の概要は 案内ページ をご覧ください> […]